17年度 Photoshop WORKSHOP – マグリッドのような絵を作る –
Photoshopを用いて、マグリットのような不思議な風景を作りました。
鳴川研は、毎期ごとに研究室内でPhotoshopワークショップを行います。Photoshop初学者が作品の製作を通じて、基本的な写真のレタッチ、加工技術を習得することが目的です。2016年11月、17年6月のワークショップでは2枚の写真を合成し、1枚の不思議な風景を作りました。
マグリットの「光の帝国」では下半分が夜の通りや湖で、上半分が昼の青空という矛盾した要素が同居したものとなっています。これはあるモチーフを本来あるべき環境や文脈から切り離して別の場所へ移し置くことで、画面に違和感を生じさせるシュルレアリスムの表現手法の一つです。ワークショップでは、昼と夜の異なった時間帯に同じ地点から撮影した2枚の写真をコラージュし、マグリットのような昼と夜が共存する風景を製作しました。2つの写真のコラージュが一見すると何も変哲も無い風景写真に見せることが目標です。
参考 https://www.ggccaatt.net/magritte-the-empire-of-lights/