日本タイポグラフィ年鑑2026 学生部門 入選
祭典「SFC万学博覧会2025」が、2025年11月22、23日に開催されました。開催3年目となる「SFC万学博覧会」のロゴデザインを、本研究会「幾何学とグラフィック」チームが作成しました。 研究会内のコンペには9人が参加し、藤田叶子(総合政策学部4年)のデザイン案が採用されました。
SFC万学博覧会2025ティザーサイト(制作:AZURE・PLUS株式会社)
チームでは、ソフトウェア・Adobe Illustrator一辺倒になりがちなグラフィックデザインに「折る・切る・貼る」のひと手間を取り入れ、数枚から数十枚の規模において可能なグラフィックデザインを探求しています。本ロゴの制作においては、紙の素材の特性をデザインに取り入れ、さらに文字と模様を掛け合わせたグラフィックに挑戦しました。
以下の継ぎ目のない模様は、中心の四角で囲われている部分(1ユニット)を平行移動させることで得られます。
敷き詰め模様
そして、以下の画像のように、この一つのユニットを2回折ると、表と裏にそれぞれ「万」「学」の文字が現れます。
この「万」が現れた状態を、「SFC万学博覧会2025」全体のロゴとしました。
左:1ユニットを開いた状態
右:1ユニットを2回折った状態(表裏)
また、「SFC万学博覧会2025」において開催される9つのイベントのロゴも作成しました。イベントとしての統一性を担保しつつ、直前の名称変更や追加にも対応可能なロゴが求められました。
そこで、この全体ロゴの開いた状態のユニットを8等分したものをロゴに割り当てることにしました。
例えば「学」の文字の一部だと分かりやすい部分を、学術的なイベントである「オープンリサーチフォーラム」や「学術交流大会」などに割り当てました。また、それぞれのイベントにテーマカラーを与えました。
開いた状態のユニットを8等分してテーマカラーを割り当てた様子
9つのイベントのロゴ
また、湘南台駅および藤沢駅構内に掲示する横断幕、駅とキャンパスを結ぶバス車内に掲示するポスターも制作しました。
上:駅構内の横断幕
下:バス車内のポスター
それから、以下の画像の近隣住宅への配布チラシでは、全体ロゴを作る体験ができます。
近隣住宅への配布チラシ